読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

The 42 Of Spaghetti

メモを交えて所有物を淡々と記録するログ

Kazuyuki Kumagai:スイスコットンナイロンタイプライターフーデッドダウンジャケット

f:id:takafuu:20141203003441j:plain:w300
一昨年購入した人生初のダウンジャケットが太って着られなくなったため、そちらはさっさと売却して新たに買い直しましたもの。探した条件はその時とほぼ同じ、マットな質感、キルティングが目立たない、ファー無し、シンプルなデザイン。そして候補中から選んだのがこのダウンです。秋くらいに買いました。

ダウンジャケットは使いやすいアイテムなのか?

そもそもアウトドアでない冬のアウターとして、ダウンジャケットはそこまで良い選択肢ではないのかもしれません。服の着回し効率はあまりよくないですし、ビジュアル的優位性はどうしてもスポーティーやアウトドアによりがち、大多数のダウンは雨に濡れると保温性が落ちる上、洗濯も難しいというわけなので、軽い・保温力が強い以外のメリットがあまりないんですよね。

そして、大半を室内で過ごす都市部では、保温性は大抵の場合オーバースペックになり、着込んでいると返って汗冷えしたりします。ですので、多くのダウンジャケットは薄手に作っていたりするわけですが、それなら他のアウターでも十分になる。

というわけで、もこもこしたシルエットも嫌だしと、去年まで眼中に入れなかったのですが、いざ買ってみると暖かいし脱ぐことあんまり考えなければ楽だし、どうせ脱ぐときも暖かいところだからカーディガンでもあればいいっしょ、と、すぐに態度を変えたわけなのでした。

たぶんこの「軽い」と「インナーシャツ一枚でもいいや」って時に、アウトドアでないダウンはとても楽なのですよね。

フードのボリューミーさが勝負

このダウンジャケット、フードがかなりボリューミーなんですが、カラーが左右に逃げるようになっているために顎周りはきつくないです。あと、フードがかなり立つので、ともかくフード勝負のデザインになっています。これがちょっと泥臭いデザインというか、実際着てみるとフードの存在感にちょっと笑ってしまうのですが、こういうのもクマガイっぽい気がします。ぼくはもちろん好きです。

それ以外はポケットも目立たないようにシームラインにあるなど、いつもどおり。このスポーティーとモードを足して3で割ったちょい抜けてない感じのデザインって良い意味でおっさんホイホイじゃねーか。

縫製は悪くないけど、ジッパーの止め部分ほか細かい部分にちょい作りの荒さを感じなくはないです。あと、やっぱり羽根抜けはありますね。たしか縫製に拘るために珍しく日本製(多くは中国製なのです)にしたらしいのですが、しょうがないですかね。

※ファーがあるので僕はパスしましたが、同年代(30代)なら例えばWhiltelineのオイルドコーティングダウンジャケットとかが一般的にはオススメです。たぶん。

防寒性は申し分なし。というか東京では熱い。あつすぎる。

素材としては、高級コットンと言われるスイスコットンとナイロンのロクヨンクロス*1をタイプライターが打てるほどに織りが細かい生地*2で仕上げてるとか、縫製も日本で行っているためこのブランドにしては珍しいmade in japanとか、防寒性もポーランド産ホワイトグースのダウン・フェザーを280g使用しているなどなど、手が掛かっているようです。細かいことはおいておいて、首元のフックに荷重がかかりそうなのと、防風性が薄そうな所以外は、特に気になるところはありません。

f:id:takafuu:20141203004656j:plain:w300
ちゃんとダウンの認証カード、シリアル付き。実際暖かかったです@3℃で晴れの夜、2014-12-18
ちなみにこのダウン自体はどういうピッキングで集められたものなのかは証明してくれないようで、ダウン会社のサイトでちょこっと見た限り、この認証番号を打ち込んで製品を表示させるような問い合わせ、ダウンやフェザーの集め方の説明(集めたあとの説明は記載されている)は載っていませんでした*3

ちなみに購入するときに気をつけたのはもちろんサイズ感です。
前回のダウンの身幅が40cmしかなくて、そりゃちょっとでも太ればきついよねというあほなミスだったので、今回は試着を重ねて、カットソーにシャツ程度は普通に着れる感じで、普段よりひとつ挙げたサイズにしています。

何回か着てみて感じたこと:(2015/01/02追記)

良いところ

  • とても暖かいです。ダウン量はたっぷり
  • フードのボリューミー具合がとにかく目立っておもしろいです。僕はこのデザイン好きです
  • ポケットがでかく、手袋がなくても突っ込んで温めることが出来ます。また容量も多いので、使い勝手は良いです

悪いところ

  • ダウンの宿命か、たった3回の着用で、腕、裾の縫製部分から結構羽根が抜け始めています。参考までに、ダウンジャケットは他にバレンシアガのものとユニクロのインナーダウンしか所有したことがないのですが、両方共羽根抜けはありません。
  • 懸念通り、首元のフックの荷重が大きい。これはあまり留めないほうが良さそう
  • 首物と風は普通に通すので、フード内側に顎を覆うようにマフラーをしないと、首元から冷えていきます。これはデザインとの兼ね合いで仕方ないとはいえ、やっぱり首元が出ていると熱が奪われますね
  • ジップが小さいうえにダブルジップなので留め具が合いにくく、閉めづらい。デザイン的に目立たぬよう小さいものにしたかったのかもしれませんが、別にもう2サイズくらい大きくても比翼あるしもともとボリューミーだし目立たないのでは。そのせいでものすごい閉めづらいのです。

f:id:takafuu:20150204024114j:plain:w300
ジップの下部ではこんなかんじにずれることがおおいので閉めづらい。アウターなので手袋してるとこの大きさの留め具はとても掴みづらいので手袋を脱ぐことになる。

  • 個人的にririあんまり好きじゃない。ほんとに個人的な理由なので悪いところではありません


Kazuyuki Kumagai / スイスコットンナイロンタイプライター フーデッドダウンジャケット / コットン 60% ナイロン 40% ダウン90% フェザー 10% / 2 / 2014-10-04

*1:コットンとナイロンの混紡率が60%-40%で、60sのシエラデザインズがマウンテンパーカーで使ったことで有名になる。光沢感を抑えつつ柔らかく丈夫で、使い込んだ風合いが魅力と言われる素材

*2:だからタイプライター

*3:このような記載が、僕のアニマルライツに対して、何らかの立場を表明しているのではないです

広告を非表示にする