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The 42 Of Spaghetti

メモを交えて所有物を淡々と記録するログ

洋服の購入費用より着用時のコストを重視する(減価償却的に考える)

その他 ライフスタイル

コーデ管理アプリの記録記事ですこし触れた着用コストの話で、タイトル通りの話です。本文はだらだと続いていますが、まったくにたいしたことは書いてありません。ほんとにね。

コンセプト;減価償却風に考える。それだけ

ぼくは今でもマーチンとかディッキーズとかのワークブランドにファストファッションが好きです。ただ、特に昔、たまにすこしだけ高い服を買う時もあったので、両方をある程度同じ尺度で扱いたいなと考え、減価償却的に捉えることにしました。ただ、耐用年数ではなく、実際の着用日数を重視します。これは単にコスト計算を「買うとき」ではなく「着用するとき」にシフトしたかっただけなので、耐用年数内でのコスト計算でもなんでもよいのですが、あんまり着ない服とよく着る服を、同じ耐用年数として計上したくなかったので、着用回数を考えるようになったのです。じっさいには、たんに記録の蓄積が好きだからってのも大きいのですけどね。

ちなみに着用コストで考えると、着用回数100回の¥70,000のアウターは着用コスト¥700となります。
春秋のアウターで100回着ているものって結構飽きていることがおおいと思いますが、例えば「1年24万の予算」だと、これは高コストです。まだまだこれからもたくさん着ていきたい値段なのですね。具体的には200回、つまりコストを¥350にしたい。なので、この状況で処分するのなら、半額のものを買うほうが予算には合います。200回着るか、100回で買い換えるかの選択ができます。

メリットとデメリット

コストで考えるメリットは、記録をつけていればデータが正確に出せるため、服のコストや寿命(処分可能時期)を機械的に割り出せるところでしょうか。例えばコンバースのオールスター(チャックテイラー)キャンパス地は、僕は200回履くとかかとが限界です。とすると、ハイカットモデルで¥4,000とすると、¥20が最低コストと考えられます。

あと、「コストが減っていく」とというのはポジティヴなことなので、「着用ごとに価値が減ってしまう」と着るのをためらう精神から抜け出すきっかけになるかもしれません。着用ごとにコストが減りますので、着ないほうがもったいないのを実感できる。とおもうことにしよう。

あと、年ごとに予算が変わっても対応しやすいことでしょうか。予算に応じて最低着用回数が増減するだけですみます。

デメリットとしては、面倒くさいとかいう根本的なことを別にすれば、高いものでも着用回数を増やせば予算内!な思考に陥ること。減価償却的に考える時点でこういう風に考えるひとはあまり多くないと思いますが、極端なことをいえば、70万のライダースジャケットを買っても10,000回着用すればコストは¥700なので予算内になるのですよね。

10,000回って毎日着ても27年くらいかかるので、実際これを達成することはまず無いと思うのですが、そこはそこ、「一生モノ」とかいう逃げみちがあるんですよね。

話はそれますが、仮に服自体の物理的な耐用年数が100年あるとしても、100年同じものを着続けることは(親が子に譲るとしても)、デザイン、加齢、体型、好み、素材の扱いにくさの変化により、かなり難しいとはおもいます*1。ちなみに2015年から約100年前といえば、ココ・シャネルがオートクチュールのコレクションを初めて発表したとき(1916年)です。それくらいのスピード感はあるわけですね。

いずれにせよ、持続的なクローゼット管理の副産物みたいなもの、とかんがえるくらいが丁度良いかとは思います。もしくは、コストパフォーマンスを考えるのにも良いと思います*2

※もちろん月ごと・年ごとの被服費予算で十分賄っていればこんなことを考えることもないのですが、どうもそれをオーバーすることが多かったの考えた苦肉の策でもあります。

方法

方法は結構簡単、かつ適当です。

  1. 今の被服費予算(年)が正しいと仮定する
  2. 365で割って日当たりの予算を出す
  3. もっているアイテム類をざっくりカテゴリーに分ける
  4. それぞれの単価配分を考えてみる

実際の例

1.被服費の算出

被服費予算を2.5x12=30万円とします。本当は保管・洗濯コストも入れたいのですが、今回は無視します

2. 日当たり予算(コスト基準)を算出

年間予算を日割りします。
30,000(円)/365(日) は約 ¥821.92 → ¥822なので、一日あたりのコスト基準は¥822と算出できます。

3. もっているアイテム類をざっくりカテゴリーに分ける

僕の場合はざっくり冬アウター/春夏アウター/ミドル/ベース/パンツ/小物/靴/バッグ、となります。あんまりこまかくすると悩むのでざっくりとがよいと思います。

4.それぞれの単価配分を考えてみる

上記のカテゴリーに対して、2.の単価配分になるように考えてみます。経験上、一番単価の高い冬をベースに考えるとうまくいくような気がします。
なので、とりあえず冬の着用コストを2.の2倍程度にするとバランスが良いような気がします。ここらへんはなんというか、適当です。色々考えれば理屈化はできそうですが、とりあえずカンで進めます。

僕の場合は2.が¥822なので、1.5倍して適当に丸めると¥1,200。

分類 コスト(円)
冬アウター 500
ミドル 150
ベース 150
パンツ 150
100
小物 50
バッグ 100
合計 1,200

冬アウターだけ突出してるのは、ここにはお金をかけるという意志でしょう。見栄以外の何物でもありません。靴にお金をかければいいのにね。

ついでに残りを処理していきます。春秋です。
春亮は基本コストに収めたいので、¥830で考えます
春秋の着用コスト

分類 コスト(円)
春亮アウター 230
ベース 150
パンツ 150
100
小物 50
バッグ 150
合計 830

最後に夏。
これは基本コストの2/3倍、つまり冬の1.5倍の逆数で考えます。こうすると通年で2.で算出した値に近づいて楽です。
今回は¥822x0.667 でざっくりと ¥550。
夏の着用コスト

分類 コスト(円)
ベース 150
パンツ 150
100
バッグ 150
合計 550

合計を考えると、僕は各季節が3ヶ月とすると、
(冬コスト)x三ヶ月+(春秋コスト)x六ヶ月+(夏コスト)x三ヶ月、/ = 年間予算 なので、
1200 x 90 + 830 x 180 + 550 x 90 = ¥306,900
予算が¥30万なので、だいたいあってますね。

実際には3シーズン着るものもありますし、こうかっちりいくわけdもないのですが、用は大体のアイテムイメージがと着用単価がつまめればよいわけです。3シーズン着るカーディガンは僕のカテゴリではミドルに属しますが、これは春物ではアウターでもあるので、ミドルのコスト150を超えても構わないわけです。

ひとつの服に対して、托葉回数をイメージする

で、実際アイテムを購入する際は、その着用コーデを考えつつ、着用数を予想します。それに価格で割ればコストがでるので、コスト面から購入できるかどうかを検討できます。逆にコストで割れば、必要着用回数が出るので、どれくらい持って欲しいと期待してるのかがわかります。

例えば2013/12に購入したこのN-2Bを例に取って考えます。

Lounge Lizard:フーデッドブルゾン (N-2B) - The 42 Of Spaghetti

こいつはよく着ていた気がしますが、実際の通算着用回数は45回。
購入価格が¥54,600なので、一回あたりの着用コストは¥1213.33。僕の冬アウターのコストは500なので、これはぼくにとってはかなり高い。じゃあ何回くらい着ればよいの?と考えると、54600/500は大体109なので、110回を着ることに鳴ります。ワンシーズン(90日)毎日着れば1年半でペイできるし、3着の着回しで2週間に3回の着用ならワンシーズン38回くらいなので、約3年かかります。そのくらいの頻度で3年荒木るんじゃない?ということで買ったのですが、いまのところたぶん着ると思います。


ちなみにかかとがダメになって捨てたコンバースのオールスターHi(キャンパス地)があるのですが、これは¥3,045で購入、すくなくとも108回着用。よって着用コストは¥28.19となり、靴のコストを大きく下回っているのでOKと判断してます。ちなみに、僕の服飾品の中でもかなり高額なこの短靴(2007年購入)は、この8年間にざっと350回履いているとして((週一回弱履く、という計算です))、コストにたどり着くまでにあと2000回くらい履く、という計算になので、耐用年数とか考えるといまの考えで行けばこれはあきらかに予算オーバーな靴ということがよくわかります。というか予算オーバーにもほどがあり震える。


Augusta: 馬革の短靴 - The 42 Of Spaghetti

じゃあ最近購入したDr.Martensのチェルシーはどうかというと、これは150回程度履けばよいことになるので、靴の数を絞っていれば2,3年で十分履く回数です。大体これくらいの価格がちょうど良さそうです。

Dr. Martens:サイドゴアブーツ(チェルシーブーツ)2976 黒 - The 42 Of Spaghetti


最後にしつこくもう一例。
よく着ているであろう服代表的な服、下記のレザーを考えます。

Attachment:レザージャージ - The 42 Of Spaghetti

これの正確な着用ログはありませんが、記事中にあるよう7年感、半年通勤などで着ているということから、交互に着ているとして週3.5、半年なので26週。これが7年間として、着用回数は 7 x 26 x 3.5 = 612.5 回と推定できます。
購入価格 ¥120,000をこの回数で割ると、¥195.92になりますので、これは僕のボーダーではOKになります。というか、この金額に鳴門これだけ着ないと年間予算枠に収まりきらないのですね。なので、高いものはかなり着用回数を上にみるとか、予算をそもそも上げるとしないと買えません。

そももなぜややこしく考てみたのか

服って買う時だけ購入費が罹ると考えると意外と浪費するよねという考えより。結局どのくらい(何回使用したか)で考えないとうまくよさんをはあくできないなー、と。なので毎回ちゃんとコストが掛かってることを意識してみた、ということです。

ユニクロでかんがえてみる

参考までに、靴とバッグ以外のユニクロの冬アイテム3セット(税は省く)でコストを考えてみます。3セットを交互に着てワンシーズンで着潰す(飽きたとする)と考えて下さい。

種類 ユニクロのアイテム 定価(円)
アウター ウルトラライトダウン 6990
ミドル カーディガン 2990
ミドル 長袖シャツ 1990
ベース Tシャツ 1990
パンツ スキニーデニム 3990
小物 マフラー 1990
合計 19940

これをワンシーズン90日で割って日当たりのコストを出すと、¥221.56になります。
とすると、大体ですけど、年額の服飾費予算が12万(いままでの例の半分)だと冬コストは¥600になり、このセットが3セット弱。現実的な着回し数なので、1年間予算10-12万でオールユニクロの3ローテがいけそう(実際はパンツなどシーズンが被るものがあるので、もっと予算は落ちるし、インナー類を増やせる)という雰囲気になりました。ちなみに、通年使い捨てで考えてますので、2年保つと考えると更に半分の6万でいけますね。

まとめ

ないで中途半端にここで筆を置きます。
個々人で良いとおもう方法を楽しみながら管理すれば良いのではないでしょうか。

*1:100年コートを否定しているわけではありません。オーナがそこまで愛し続けることができるか?という話で、ぼくはそこまで「ながくよいもの」という認識を、洋服にはしていないということです

*2:コスパのみならパタゴニアの製品保証を使うという方もいますね

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